あすか(28歳・女性・千葉県)がキャバ嬢から転職できた体験談をご紹介します。

【前職】キャバクラ 600万円くらい

【現在】Web広告業 312万円

高校卒業後、手っ取り早くキャバクラに

高校を卒業し就職をしたが中々上手く行かず、手っ取り早く高収入を安定して稼げるアルバイトはないかと思いキャバクラを選びました。
あまり大きなお店だと萎縮してしまい、お話すら上手く出来なくなりそうと思ったので、キャスト数は10人前後の小さなお店を探し面接へ行くことにしました。
主にお客様の隣または対面に座って、お酒を提供しながらお話しするという職種でしたが、お酒が入っていることもあり中々それだけでは済まないことも多く、軽いセクハラや酔っ払った勢いで暴言を吐くお客様もいらっしゃいました。
しかしお店自体が働きやすい環境で、キャストの女の子の入れ替わりもそんなに多くはなかったため、気付いたら10年きっかり勤務してしまいました。
お店の中ではすっかり「チーママ」のようなポジションになっていたと思います。

閉店を機に就職活動開始

30歳までには就職をしようと20代後半に差し掛かった辺りから真剣に考えていたのですが中々辞めるタイミングが掴めず…、あと少しで10年目に突入しちゃう!といったところで急遽オーナーが『店を閉店する』と発表しました。
お店の売上が悪かったわけでも、キャストの素行が悪かったわけでもなく、正直良く分からないタイミングでの発表だったのでショックではありましたが、この機会がなければ私は下手したら30歳を超えても水商売を続けていたと思うので、今思うといいタイミングだったのかなと思っています。
他のお店に移る子も数人いましたが、彼女たちは私よりも年下でありまだまだ前線で頑張れる子たちだったのですが、私は所謂アラサーだったためもう20代の女の子たちと一緒に頑張れる気力もなく、閉店の発表を聞いた日から就職活動をすることにしました。

職歴がないのは大変

はっきり言って10年間水商売をして来た=職歴が10年間ない、ということです。
これが1番困りましたし、どう誤魔化そうと必死に考えていました。
しかし今の御時世ありがたいことに、職歴のない女性を受け入れてくれる企業も少しですがあり、そういう企業を中心に受けていこうと思いました。
接客は長年続けてきたので自信はありましたが、今後の自分の体力面や精神面を考え事務職を中心に探すことにしました。
パソコンは趣味でもよく触れていましたし、そのことをアピールすれば未経験でも働けるのでは?と思ったのです。

金銭感覚に自信がないので不安だった

収入が大きく下がるのはもう目に見えて分かっていたのでそこは仕方ないと思い、それじゃせめてと「昇給制度がある」または「賞与がある」という面を第一に希望しました。
勿論金銭感覚は直していくつもりだったのですが、一般的な20代~30代女性の出費の相場すらわからない状態だったので、私がお金の使い方を誤っても修復できるよう、この条件を1番にしていました。

面接では毎回冷や汗ものでした

面接に行くまではスムーズに進むことが出来たのですが、やはり面接では職歴が10年間なかったことを問われます。
職歴のない女性を歓迎しているとは言え、この期間をどう説明しようかということに1番悩みました。
キャバクラで働いていましたと答えて良いものか?それとも、働いておらず家事手伝いをしていたと答えるべきなのか?と毎回困っていました。
基本的には執筆やデータ入力などの在宅ワークを続けていたという回答をしていましたが、やはり経歴を偽ることになるのでボロが出たらどうしようとハラハラしました。

広告制作の仕事に無事転職

主にクライアントから公式HPの制作や、求人サイトに掲載する広告(写真・イラストなど)の作成などを行っています。
また、クライアントに変わりお客様のお問い合わせに対応する、メールオペレーター窓口もありました。
会社は20時が定時でしたが、メールオペレーター業務は夜勤担当・早朝担当がおり、交代で24時間体制でお客様のお問い合わせに対応しています。
従業員自体は50名ほどの会社でしたが、その中でもメールオペレーターがいる部署が1番人数がいたかと思います。
私はタイピングが早いということで、イラスト広告の作成業務と一緒にメールオペレーターも兼任していました。
小規模な会社ではありましたが、人事部や総務部もしっかり機能していて、若い年齢の方々も頑張れる会社でした。

水商売に理解がある会社もある

ナイトワーク経験者を優遇していたという事が一番の理由でした。
面接の際には私のキャバクラでの経験を面白半分ではなく、非常に興味深く聞いてくれたのが印象的です。
イラストを趣味で描くことがよくあったのですがそれを仕事にできること、デスクワーク、月収も初任給にしてはかなりいいという好条件な上、水商売経験者にも理解があり、この会社を逃したら自分の経歴を偽って生きていかなければならないと思ったので、この会社にしました。

港区の会社でちゃんと会社勤めしてる感じに

初任給も非常に良く交通費も全額支給してもらえて、キャバクラでのお給料に縋らなくても問題なく普通の金銭感覚に戻していけそうでした。
また、初の会社勤めなのに港区の会社に就職でき、いかにも「会社に通勤してる!」という気持ちを抱けることすら私は楽しかったです。
しかし「昇給制度がある」とのことでしたが、実際にはめったに昇給することはありませんでした。
半年くらい経ってから昇給の話が出たのですが、それもお給料+3000円程度という昇給とは呼べないようなお小遣い程度でした。
基本給が高めだったから良かったものの…という感じです。
しかしその基本給も、かなりの時間分のみなし残業代を大幅に含んだ金額だったと後々知りました。
そして最初は契約社員での勤務で、「◯◯さんだったらすぐに正社員にする」と私の能力を買って何度も言ってもらえましたが、実際には1年経っても正社員への雇用はありませんでした。

勇気を出せばキャバ嬢でも大丈夫

人にはあまり言い難い業種での経験が長い方は、面接の際どうやってその期間の説明をしようと迷う方も多くいらっしゃると思います。
しかし今は以前と違い、「職歴がなくても大丈夫」「ナイトワーク経験者も歓迎」と謳っている企業もかなり増えました。
はっきり「キャバクラで働いてました!」と言わずとも受け入れてもらえる環境が徐々に出来始めています。
勇気を出さないことには転職は出来ませんので、まずはそのような待遇のある企業を探してみてください。
きっと受け入れてくれる企業がありますよ。

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