誰も寄りつかないこの場所で…

旗揚げ公演の時に作られた“スゲー”の中の歌詞。

「誰も寄りつかないこの場所で、一人からでも絶対やってみせるぜ」




公演直前は20人以上のメンバーが集まって稽古していたのに、

打ち上げも終わり、片付けも一段落した途端、

誰も来なくなったロメオ蔵。



そこに踏み入れ、

一人で太鼓を抱え、

一つ音を出す…




その音は一人で聞くにはあまりに大きすぎて、

残響はただ寂しくて。



その時に頭にあったのは、

ロメオの代名詞的なオトコダマでも、

シーンを印象づけた満ちてく月でもなく、


スゲーの、

あの歌詞だった。





そして、思い描いたのは、

南相馬でいろいろな無茶を現実にしてきたスゲー人たちだった。




今、自分にできること。



ただ、ロメオ蔵という練習場所があり、

そこに人がいると言うこと。

そこに音があるということを発信すること。



そして、1ヶ月掛かって、

一人増えて、

二人増えて…

蔵に笑い声が戻ってきた。




初めから呼び掛ければ、 

もっと早くこうなったと思う。



でも、あえてそれはしなかった。

したくなかった。



旗揚げ公演の為に出会った仲間。

一つの目的を遂げて、

寂しくもその結束は緩みほどけた部分も確かにある。

出会いがあれば別れもある。

ロメオはそれを繰り返していくだろう。




でも今回、

残ったメンバーが再び集まるために俺が費やした時間は、

今までよりも遙かに強い結束になると思えるものになった。



一人じゃない。

みんながいる。

出来ないことも多いけど、

出来ることは一気に増えた。





やろう!

出きることから!

小さなことでも、

一つだけでも!

動けば変わるんだ!


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by SUGAR